02_意見集約アプリ

【02_意見集約アプリ】意見集約アプリ〔解説編 Vol.2〕POST送信された情報をスクリプト側で受け取る

記事概要

前の記事ではクライアントPCからサーバにパスワードを送信(POST処理)するところまで解説しました。この記事では、POSTされた情報をサーバ側で受け取る方法について解説します。

今回の記事は「コード.gs」スクリプトの説明をします。
画像2

前の記事の内容を少し振り返り

少し前の記事を振り返ります。

前の記事で説明した内容は、以下の様な画面から、パスワードを送信するところまででした。

画像1

そしてパスワードは以下の様なPOST処理のコード(テンプレートのコードです)で送信されることを説明しました。

・あ

<form method=”post” action=”★このプロジェクトのURL★”
<p>
・・<!—相手先では、e.parameter.<name要素名>で取り出せます—>
・・<label>パスワード:<input type=”text” name=”PW”</label>
</p>
<p>
・・<input type=”submit” value=”送信する”
</p>
</form>

上記の黄色い部分がお定まりの記述ですが、<form method=”post” 内で書かれた以下の情報がPOST先には送信されています。

  • 送信先プロジェクトのURL
  • 情報を入力した要素の名前(ここでは「PW」)

上記情報をどの様に処理するかが、今回の記事の内容です。

POST処理を送信すると、URL先のdoPost(e)関数が発動する

POST処理でGASのプロジェクトのURLを送ると、GASではdoPost(e)関数が発動します。

URLにアクセスするとdoGet()関数が発動するのと似ています。

doPost(e)関数は以下の様に記載されていて、パスワードの情報を変数 myPW で受けています。

function doPost(e) {
//★★★POST送信された要素名<PW>のデータを取得★★★
var myPW = e.parameter.PW;
・・・・<中略>・・・・



POST関数の中にある引数「e」はイベント情報が詰まっており、プログラム側で、e.parameter.要素名で送り側の要素のvalue値を引き出すことができます。

function doPost(e) {

var 取り出し先の変数 = e.parameter.要素名;

今回のプログラムでは、送信側でパスワードを入力したPWという要素名から、入力したパスワードを取り出しているわけです。

ここからに、パスワードに応じてテーブルを以下の様に表示させる処理を書くわけです。画像3

その処理は、以前の記事で紹介したGASプログラムを少し改造しただけです。

得られたユーザーのパスワードをどう利用しているのかについては一旦ここで切って、次回の記事でご説明します。